Y-Ken Studio

新しもの好きのデータエンジニアが四方山話をお届けします。

全文検索付きMySQL5.0から5.6への移行にまつわるお話をMySQL Casual Talks Vol.5にて発表しました #mysqlcasual

2013年10月25日にオラクルで開催された「MySQL Casual Talks Vol.5」に参加しました。
そう、前回の発表での約束を果たすために。という訳で今回は2回目の参加&2度目のトークです。

発表テーマ

Tritonn (MySQL5.0.87+Senna)からの mroonga (MySQL5.6) 移行体験記

MySQL5.0から5.6へ移行するにあたり、全文検索機能をTritonnからmroongaへ乗り換えるというプロジェクトの体験記をお届けします。

発表資料

発表時のスライドに少々加筆・修正を行っております。
ご意見ご感想ございましたら、ブログコメントやTwitterでお知らせ頂けると幸いです。

イベントを主催して下さいました@myfinderさん、そして会場をご用意下さいましたオラクルの梶山さん、ありがとうございました。

皆様の発表を聞いて

MySQL5.6への移行が加速していますね。また、夢の技術であるGTIDに夢を託した皆様のお話がまぶしかったです。
スキーマ設計に関しては、ユニーク制約だけ先に付けて、パフォーマンスチューニング用のクエリはレビューしきれない為、スロークエリを早期発見&迅速対処する的な仕組みまで出来たら素晴らしいとも思いました。MySQLのインデックス名にカラム名を順番に付けるのは良いですね。例えばexplainであればpossible_keysで名前からカラムが推測できる。
mysql-buildは今度使ってみたい。brewで入るようになったらより利用される機会が増える気がします。
マスタn対1スレーブの恒例となったマシンガンスピーチも楽しかったです。

その後のLTでは、cronのコマンドの成功/失敗に応じた通知が出来るという、cronlogの派生版であるruncronが気になるお話も聞けました。
DB移行でのジョブ並列実行にJenkinsを使うという面白いアプローチ、素敵です。
RDSも素晴らしいが、規模や用途によってはさくらの専用サーバの方がコストや運用面でのメリットもまだまだ優位性はありますね。
ストレージエンジンはInnoDBをラップして何か出来るテンプレートが出来たら挑戦したいなとも思ったり。

今回も楽しめました。また参加したいです!

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当日の模様が分かる記事を見つかる限り集めました。
他にもあればお知らせ頂けると幸いです。随時追加します。

イベント概要

登壇された皆様の資料

メインスピーカー

ライトニングトーク

参加された皆様の記事

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